小6の娘の事
コメットですが我が家のは真っ白です→
妻から奇妙な話を聞いた。
娘が自力で泳ぐこともできないし
浮かぶこともできなくなった金魚を
手で支えながら餌を食べらせていると、
どの様にして行っているのか関心をもった、
「パパお願いだから私の代わり餌あげておいて」
学芸会のために早朝7時前に家を出なくてならないので
時間が無いという、
協力してあげたい気もしたが、
この目で娘の行動を確認したいので
お父さんも時間が無いからといって断わった。
すると腕まくりをして水底に沈んだ金魚を片手ですくい上げ
水面近くにまで持ち上げ口を水面に浮かぶ餌付近に持っていくと
口をパクパクさせ餌が口の中に吸い込まれていった。
誰も教えた訳では無いのに
小さな命の為に自分で考え行動した姿を見て
確実に成長してゆく娘の姿に久々に感動した。
誰もこんな事を思いつかないだろう、
もしかしたら具合が悪くなっていても
気が付かないで終わったかもしれない
何気なく日頃の子供の金魚を観察する視線は
間違いなく僕たち夫婦も観察し尽くしているのだろう。
大人になって結婚する時に幾ら立派な熱弁を振るっても
娘の心には僕達夫婦の姿がシッカリと刻まれているだろう。
日々娘は何を自分は選択しなくてはいけないかを
親の姿から確実に掴み取っているのだ。
命を救う娘の姿に間じかに迫る将来の幸せを感じた瞬間でもあった。