暴行事件?
全国をお騒がせした、暴行事件は一件落着したかのようではあるが、
いまだに燻っているらしい、
『お父さん何発殴られたのか?
もうそんなことどうでもいいよ』
と正気に戻った生徒は当然の様に登校拒否になり、
その事で再度責任問題を指摘されて関係者が札幌の父親のところに謝罪する為に
呼び出されているらしい。
報道関係者から情報提供料も当然のように受け取る人だから
再度金銭の問題も出ているかも知れない。
お金をどのくらい受け取ったとしても、何か大切なモノを喪失していたとしたら、
その事で何を得ることが出来るというのだろうか?
生涯付きまとう傷を体と心に残し背後に社会からの冷たい視線を浴びながら、
この親子が、どの様な人生を送ってゆくのだろうか?
暴行された被害者が同情されないで冷たい視線を浴び続ける事に
悲しみを禁じえない。
学校側と生徒側の両方に悲しみしか残さない
今回の事件の現実の向こうに戦争で戦う無数の人の死があり姿がある。
事の始まりは些細な事だろう、
練習に熱が入って無いとか、何をやってるんだとか、
ほんの些細な事から始まったのだろう、部長にとってはその些細なことが
全体の中から見たら許せないことに見えたのだろう。
逆に言えば、その些細な事に注意をして矯正した結果が優勝と言う大偉業だろう、
ならばその些細な注意を与えた事が悪いのでもなんでなく、
素直に受け止めれない我がままな心、
40発もの鉄拳制裁ヲ受けても何一つ自分のことには反省しないで他者を批判する心
小さなことを大きなことにしたのは誰か?
そこの点を考えるならば今回の様な事件も教訓として生かせるのだけれども、
単に暴力が悪い、いいという問題ではない
別な面からの検証をしていただきたい。
すなおという人間の本来持つの資質を忘れかけた
現代人にすなお力の素晴らしさを問い直したい。
と思うのは僕だけでは無いだろう。