グリーンマイルとパラオの国旗

Hai2005-07-14

                  パラオの国旗→

実は友人に勧められてグリーンマイルの映画を見た    
              
『処刑室へ送られる受刑者が、最後に歩む緑色のリノリウムの廊下、グリーンマイル

そこは、生と死の分かれ道だ。1935年のコールド・マウンテン刑務所。

このマイルに、ひとりの受刑者が送られて来る。彼の名はジョン・コーフィ。

世の中のあらゆる苦しみを自分のものとして、命の奇跡を生み出す男。

不思議な癒しの力で、人生の光と陰を照らし出す彼の物語を見た人は、気づくだろう。

人間には、誰にでも、それぞれの歩むべきグリーンマイルがあることを』


淡々とした静かな時間の流れの中で回想される何とも重苦しい映画であった。

処刑のシーンでは電極を濡らさず電気椅子に座らせた為に簡単に処刑できず

肉体から火が出るシーンがにおう。

部屋中が5年間は、この悪臭で臭いだろうという言葉が耳に鼻に付く。

過剰に電気を流し焼く尽くす処刑の場面から一気に物語りは流れる。

見ていられないシーンが到底耐えられないシーンが心の目を抉り開く、

看守が病を治して貰い、元気になったその晩、奥さんと交接する場面の描写も

リアルすぎて子供と一緒に見るには耐えられないものがある。

『一晩に4回もやったのは新婚以来だ』と言う表現の乱暴さ、

良くも悪くも無い事実かも知れないが表現が露骨過ぎる。

アメリカ映画には何とこうした映画が多い事か?

誰と見るか誰と見て欲しいのか?

大人ばかりが見る訳ではないだろう、

この様な感動的な作品は子供にも見てもらいたい。

しかし、これじゃー天使のような、わが子には

見せられ無いのも事実である。

アメリカの良心を見せて欲しいものだ。

「AI」の作品にもえげつない描写がある、

「ペイフォワード」もそうだ、人のため何が出来るか?

という美しい人間の精神の描写ヲしながら

片方でなぜ教え子の母親と息子の教師が不倫をするのか?

アメリカ社会の倒錯した現実ヲ映し出すシーンなのか?

僕には理解できない。「ラストサムライ」の抱擁シーンも理解できない。

全く理解できない。倫理性を欠いたら、すべてが成り立たなくなる

という考えののほうが僕には理解できる。

西洋の箴言に情欲をもって女性を見たならば姦淫を犯したも同然と言う

言葉があるが・・・そこまで心を清浄にしなければ

見えない大切なものが確かに、この世にあるという事を僕は信じたい。

いや、僕の心にそう記されているモノがあるという事を僕は認める。

自分に正直に生きる他に道は無い。

非常にまともな事を書いてしまう僕であるが本心を偽る事ができない。

気に触る表現があれば失礼。

という事でグリーンマイルの内容に関してのコメントは

後伸ばしになってしまった。







マッコイの非論理的な世界
を特別にご紹介しよう。

できれば直接アドレスを記してあるので
検索して欲しい。




パラオの国旗はどことなく日の丸に似ている。



この国旗は、1981年にパラオ憲法を作って自治政府を発足させた時に、一般公募で選ばれたものだそうだ。公募では日の丸に似たデザインがいくつも集まったが、日の丸に一番似ていたこのデザインに人気が集中して、これに決まったらしい。青と黄色は海と満月をあらわしており、月(パラオ)は太陽(日本)の光を反射させて輝いている、日本からの光を受け取る事で生きているという意味だそうな。また平和と静寂、海と陸の豊饒という意味も。満月が微妙に左に寄っているのは、旗がなびいたときに中心に見えるように旗竿側によせているという説と、真ん中だとあんまりにも日の丸に似すぎて、日本に失礼だからという説もあるらしい。

さらに本文から国旗に関する記述を引用すると、<em>パラオは太平洋戦争の激戦地を持つ。米軍の空襲もあったし、玉砕戦も行われた。パラオの人たちは迫り来るアメリカ軍に対峙し戦った日本軍の様子を間近で見ている。その時の記憶もこの国旗には込められている。勇敢に戦った日本軍に対しての尊敬の念を捧げているというのだ。
・・・という事らしい。
こういう記事を見て、「靖国反対派」、もしくは「日本は世界から嫌われている派」の人たちは、これらの小国が貧しい国ので、日本からの金や観光客などをあてにしての親日だ、などと失礼な事を言うかもしれない。しかしパラオの人たちの上のような話を聞くと、パラオというのはやっぱり本当に親日的な国だと言えるだろう。それよりも、日本の金目当てといえば、そもそも中国や韓国の反日こそ、そういう側面があるんじゃないかと思うが。


http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20050712/p1